「今の職場に戻る場所がない、つらい、無理かも…」
「育休中にいい条件の仕事見つけられたら最高じゃない!?」
育休中っていろんなことを考えますよね?でも、ままマンの経験から言わせてください。
育休中の転職はできなくはない。でも、いい条件はほとんどありません。かなりの覚悟が必要です。
この記事では、育休中に転職活動を考えている人や、今の職場に戻るのが不安な人に向けて、実際に190社不採用になったリアルな体験をもとに、育休中の転職をおすすめしない理由をお伝えします。
育休中に転職活動を始めた理由【勤務地問題】
ままマンが育休中に転職を決意した最大の理由は「勤務地」でした。
理系卒→研究職→外資系マーケというキャリアで、職場環境もよく、仕事にも満足していて、定年まで続けたいと思える仕事でした。
…が、都会に住んでいたままマンは、片道3時間の場所に住んでいたぱぱマンと結婚。
ぼっちゃんが生まれる前は、職場から2時間半ほどの場所に家を借り、在宅勤務を駆使してなんとか継続。
でもコロナ禍が明け、会社は出社回帰。
復帰後の保育園の送迎や急な呼び出しを考えると、片道2時間半は現実的ではありませんでした。
そうなると、どちらかが転職するしかない。
必然的に収入が低かったままマンが転職することになったのです。
転職活動でぶつかった壁【書類落ち・面接落ち・心無い質問】

ままマン、実はハイスぺです(自分で言っちゃう)。
理系院卒・研究職・外資系マーケ・TOEIC 900点・簿記2級・マクロが組めてホームページも作れる。書類上はなかなか「優秀枠」に見えるはず。
でも、190社落ちました。
育休中ということは隠さず伝えていました。
すると書類選考がまったく通らない。
スカウトはたくさん届くのに、応募すると落とされる。
結果、191社中、書類通過は13社(6.8%)。
そして面接では、タブーのはずのプライベートな質問が普通に飛んできます。
「保育園は決まっているんですか?」
「実家は近いんですか?」
「ご主人はどんな仕事を?」
「2人目の予定はありますか?」

思い出しただけで腹立ってくるわ。
1次面接で落とされ、最終面接まで進めたのはわずか2社(1%)。
育休中の転職はおすすめしない理由3つ【ままマンの実体験から】
精神的につらい
まず、心が削られます。
書類も通らない、面接も通らない、プライベートな詮索もされる、否定される毎日です。
自信を失います。
加えて育児中の身です。
面接してても一時預かりのお迎えの時間や次の授乳のことが気になります。
集中なんてできません。
企業側の理解が得られない
育休中=働けない人という偏見があるのか、育休明け=退職すると思っているのか、
育休中と伝えたとたんに態度が変わる企業もありました。
ホームページでいくらサポート体制を謳っている会社でもそんなものです。
育児との両立が難しい
育休中の本業はもちろん「育児」。
その中で転職活動をするには、時間的にも精神的にも負担が大きすぎます。
授乳やお昼寝の合間に細切れにしか時間を取れません。
集中してきたと思ったらぼっちゃんが泣き始めるなんてこともしばしば。
何度もぱぱマンに八つ当たりしてました。

・・・(沈黙)
ままマンがもらった内定は…
最終的に内定をもらえたのは、地元の小さな化粧品会社でした。
業界も職種も未経験、年収は半減、昇給もほとんどなく、勤務時間は長くなりました。
でも、通勤時間が短くなるという点では希望に合っていたので、決断せざるを得ませんでした。
それでも転職したいなら…ままマン的アドバイス
とにかくサポート体制を整えることが最重要です。
- 実家に頼る
- パートナーに育休を取ってもらう
- 保育の手段を確保する
育児と転職活動の両立は、想像以上にハードモード。
家事、育児、転職活動を全部1人でやるのはあきらめた方がいいでしょう。
どうしても転職する必要があるなら、せめてサポート体制を整えましょう。
まとめ|育休中の転職やめとけ!
ままマンが育休中の転職活動で学んだことはただ1つ。

動いてもいい条件はない!現職に戻れるならいったん戻れ!
今思えば、
無理を言って在宅勤務をしばらく続けさせてもらい、復帰後に転職活動をしたほうがよかったかもしれません。
子育てしながら働けるという「実績」があれば、企業側の見方も少しは変わっていたかもしれないと思います。
そう思うくらい感覚的には厳しい転職活動でした。
育休中、悩むのは当然。不安になるのも当然。
でも、大丈夫。
190社落ちても何とかなってます!
たぶん転職してもしなくても、何とかなってたんでしょう。
だから、今つらくても、焦らなくて大丈夫。
明日はあります。不安になりすぎないで。